2015年3月24日火曜日

2014年度卒業生さよなら会ありがとうございました。

こんにちは!
そんちょーこと村重です。

先日は与謝野で卒業生さよなら会を開催しました。
いや、開催していただきました。ありがとうございます。
いやはや。もう追われる側になってしまうとは……。
嬉しいような、悲しいような。

今年は山添町長にもお越しいただき、なんと!
僕を含め、卒業生全員が特別住民票をいただきました!!
法的な効力はないとのことですが、僕たちにとっては活動が認められたというかなんというか、嬉しい限りです。
粋な計らい、ありがとうございます。


「卒業生さよなら会」自体は、いつもの飲み会となんら変わりなく、とっても楽しかったです。
町の人たちとの思い出で盛り上がり、これからの話なんかもしたりして、いつも通り笑っていました。



思い返せば、僕が与謝野に来たのは3年前、京都Xキャンプが本格的に始まった年の春でした。
最初はこんなにも与謝野漬けな学生生活を送るとは思っていませんでした。
「山でなんかおもろいことができそうだし!」
そんな軽い気持ちでXキャンプに入った気がします。

実際最初はそんな気持ちだったので、プロジェクトもなかなかうまく進みませんでした。
初年度に竹で滝床をつくって2日で解体したのも今となってはいい思い出です笑

あのときもいろんな方に手伝っていただき感謝しております。
でも初年度のなかなかうまくいかない状況で、町の人がアドバイスをくれたので、僕たちもだんだん進歩できたんだと思います。

その中でも一番印象に残っているのが、喫茶あっぷるふぁ~むの東垣さんに教わった
「計画を実行したければ、絵をかけ!」
という言葉です。この言葉は二つ意味を持っています。
まず一つは、読んだ通り人にわかりやすいようなビジュアルをつくれということ。
そしてもう一つは、将来にビジョンを持てということです。

僕たちのやりたいことの多くは、人の協力なしにはできないことです。
そんなとき周りの人を巻き込むためには、わかりやすい説明とその計画の未来が大事で、東垣さんはそんなことも伝えたかったんじゃないかなあと思います。

そのほかにも、あっぷるふぁ~むの小田会長、西原前滝区区長、安田滝区区長、富山興業の吉岡さんなど、たくさんの方々に成長の機会をいただきました。
本当に充実して、たくさんのことを学べた3年間でした。
与謝野の方々3年間ありがとうございました!




そして学生メンバーもアルバムや、ムービー、会の企画などありがとうございました。
よくできた後輩を持って僕たちは幸せです。
でもみんなのおかげで僕はとっても楽しく活動することができました。
先輩後輩分け隔てなく接することのできるXキャンプの土壌はとっても良い特徴だと思います。
みんなそれぞれ自分の意見を持っていて、それをぶつけ合える環境はこれからも受け継いでいってください。



卒業生さよなら会の報告ブログのつもりでしたが、僕の挨拶みたいになっちゃいました。
最後に、この場を借りて、与謝野の方々と学生にこれまでの感謝の気持ちを伝えたいと思います。
3年間本当にありがとうございました。
学生としてはここで一旦お別れですが、必ずやまた与謝野に舞い戻って参ります。
待っていてください!!

僕が関西に来て学んだ、とっても良い言葉を使ってしめたいと思います。

「ほなまた!よろしくお願いします!」





2014年度卒業生 村重悠太(そんちょー)



文章:村重
写真:西馬・和田・村重

2015年3月16日月曜日

Bar あっぷる 本開催!


こんにちは!!ぱるぱるです^^

春キャンプが終わって、1週間…
すでに与謝野に帰りたい気持ちでいっぱいです。
長期間滞在できる夏休みにはやくなってほしいなあっと。


そんな気持ちはさておき、
今回のブログは“Bar あっぷる”についてです!

“Bar あっぷる”とは…
今回の春キャンプ、喫茶あっぷるふぁ~むをお借りして開催されたバーのことです。
先月27日にはプレ開催いたしました!

そのときの様子はこちら⇒http://kyotoxcamp.blogspot.jp/2015/02/bar.html


プレ開催から少しメニューも変え、3月7、8日も無事開催!
今回も多くの方にきていただきました!!




大御所のお二人に挟まれるうんちゃん
なにやら楽しそうです(笑)



こっちのテーブルでは、なにやら作戦会議が…
Xキャンプ山守メンバーとてるさん




テーブルの上には、割り箸と輪ゴムで作られたこんなものまで!




どうやらツリーハウス作りにむけた打ち合わせのよう!
ツリーハウスが完成した8日には、打ち上げで来ていただきました!!
打ち上げには中谷さんも来られ、終始笑い声で溢れる店内となりました◎

ツリーハウス作りの様子はこちら⇒http://kyotoxcamp.blogspot.jp/2015/03/vol0.html




今回のバーは、学生と地域の方が交流できる場がつくりたいという想いで企画しました。

私事ですが、この一年間でたくさんの地域の方と関わらせていただく機会があり、
地域の方の温かさにびっくり!本当に与謝野町が好きになりました。

そんなこんなで、もっと地域の方の仲良くさせていただきたいな…と
密かに考え続けており、今回はバーという形に。


たくさんの方に来ていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです!

喫茶あっぷるふぁ~む店主 東垣さん、ご来店くださった地域の方々、
本当にありがとうございました!!!


また、この“Bar あっぷる”がXキャンプの今年度最後のイベント。
今年度もたくさんの地域の方にご協力のおかげで活動することができました!!!
本当にありがとうございました。

次年度もどうぞXキャンプをよろしくお願いいたします!!



文章:浦野
写真:西馬

2015年3月14日土曜日

春の感謝祭!!

こんにちは!雲龍院です!
少し前のことになりますが、3月7,8日に喫茶あっぷるふぁ~むにて、おこなった年度末の発表会「春の感謝祭」について今回お届けしたいと思います(^^)

では振り返りながら順番に展示を回っていきたいと思います!

まず1つ目は、
「リレーインタビュー企画」

これは、「与謝野町のこと、与謝野町にお住いの方のことをもっと知りたい!」という思いから始まった企画で、インタビューさせていただいた方に、次にインタビューさせていただく方を紹介していただくリレー方式で、生まれも育ちも与謝野町の方と、Iターンなどで与謝野町に移住してこられた方の両方をインタビューさせていただきました。



それを今回、冊子体にまとめ展示させていただきました!

さまざまな角度から与謝野町を見ることができるので、とても勉強になります(^^)


次に2つ目は、
「1年間の活動写真展示」
2014年度の活動写真を時系列で展示するというもので、イベントはもちろんのこと、日常の写真などが季節ごとにたくさん飾られました。

写真の下についているコメントもとてもユーモアたっぷりで面白いです!


この展示を見ながら地域の方とたくさんの思い出を振り返りました!(^0^)


では3つ目、
「冊子展示」
ここには2012年度・2013年度の活動冊子が展示されており、はじめて来られた方々も熱心に読んでおられました!



また、中には喫茶あっぷるふぁ~むでコーヒーを飲みながらじっくり読んでおられる方も(^^)


さあ、最後4つ目は、
「食器展示」
この食器は、食守が に地域の方5名にご協力いただいた10日間の食事記録の分析結果を元に、お一人おひとりの食生活に合った、またその地域の5名の方々をイメージしてデザインした食器を、 温江にお住まいの陶芸家・真下さんにご指導いただきながら制作したものです。


その食器のイメージに合わせた瓶には、地域の5名の方との思い出の写真が!
また、食器の制作意図が書かれたカードや健康レシピも一緒に展示しました。


今回の春の感謝祭で、いつもお世話になっている地域の方へ感謝の気持ちが伝わっていたら嬉しい思うと同時に、はじめて来られた方にも1年の活動を知ってもらい、また皆さんに楽しんでいただけていたら幸いに思います。
















ものつくるまつり。 〜vol.0 やってみるやつ〜 


ということで、やってみました!山守、ものつくるかんぱに。のおかもんです。
(ものつくるかんぱに。とはhttp://kyotoxcamp.blogspot.jp/2015/02/blog-post_19.html こちらの記事を参照してください)

38日の日曜日、鳴滝の森ひろばにて、「ものつくるまつり。 〜vol.0 やってみるやつ〜」を行いました!で、何をやってみたかといいますと…


山にあるもので何かを作ってみよう!というイベントです!山にあるものを見つけてきて、それを使って自分で作りたいものを作ってみる、そういった企画です!

これは…何をつくっているのかな…何を作ってるんと聞くと…返ってくる答えは「ないしょ!」とのこと。完成が楽しみです。 

お昼ごはんも山の中で作って、一息!

そしてそして、ついに…
トロッコ橋にかかるのは軽く3人は乗れる大きなブランコ!

秘密基地も完成しました!

さて、ものつくるまつり。をしている一方で…

5人がかりで木を運んでいます。何が始まるのでしょうか。
てるさんこと渋谷照雄さんと山守メンバーで、前日の夜Bar あっぷるでは何やら、いろいろ試行錯誤をしております。そうこれは…http://kyotoxcamp.blogspot.jp/2015/02/vol2.html この記事にもありました!ツリーハウスの計画です!
計画場所は国道沿いの見晴らしがよく、周りからも目立つこのロケーション!

朝から着々と進めますが…
お昼を過ぎてもこの様子。本当に完成するのでしょうか…

木が必要になれば、山の中から運び出します。

そして、朝の8時からスタートし、夕方の5時を過ぎた頃…
ついに、ツリーハウス1号機が完成しました!夏には2号機を作る予定…2号機は木の上に、そして屋根を作ることが目標です!
山本さん、中谷さん、てるさんを始めとするあっぷるふぁーむの方々、Xキャンプのメンバーで完成できた1号機(実は強度不足が発覚しているのですが…)、次は2号機に向けて計画中です!


もちろん、ツリーハウスだけではなくて、ものつくるかんぱに。そして、山守として山で楽しいこと、面白いこと含めて、進めていきます!

文章:岡本
写真:西馬、岡本

2015年3月10日火曜日

個人農家 松尾さん・番さんにインタビュー!


春キャンプ終了直前、たくさんのことがあったのですが、
バタバタしていてなかなかブログを更新できず…。

このブログを皮切りにたくさん更新しますので、お楽しみに!

今回は私、のりこが3月5日に行ったインタビューの様子をお届けします(^o^)


今回のインタビューは、与謝野町にIターンされてきた方。
前回の伊藤さんに、明石で個人農家をされている松尾さんをご紹介いただきました!




松尾さんは与謝野町へ来られて15年。
京都市内で生まれ育ち、もともとはスーパーや百貨店で野菜を販売されていたそう。
そこで「(野菜を)つくる方がおもしろいんじゃないか」と思い、
農業を始めるために与謝野町への移住してこられました。

同じ京都府で、京都市内と与謝野町はどう違うのでしょう?

「市内は人が多いし道が狭いけど、ここは広いしゆっくりしてるなあ。
 あとは、行事や集まりが多いこと。面倒やと思う人もおるやろうけど、楽しんだらおもろいね。」

とのこと。あとは天気と方言が違う!


小学生の息子さんたちは生まれてからずっとよさのっ子!
子どもたちの人数が少ないですがその分年齢に関係なく仲良く遊んだり、
冬は田んぼの上でキャッチボールをしたりして楽しんでいるそう。
細い道やご近所の人の名前もフルネームで覚えていて、与謝野町をよく知っているそうです。

初めてお会いして早速インタビューだったのですが、
楽しくお話させていただきました。ありがとうございました!



松尾さんには、
松尾さんと同様個人農家の番さんをご紹介いただき、
その日のうちに番さんにインタビューさせていただけることに!
うんちゃん(酒見)とともにインタビューに伺いました。



番さんは与謝野町に移住して17年ほど。
大学で研究の一貫として農家さんのお手伝いをしていたこと、当時就職氷河期だったということもあって
「どうせなら自分のやりたいことをやろう!」と、農業を始めることを決めたそうです。

与謝野町でよかったことは?との質問に、

「今の人間関係。あとは自分のやりたいことができている!」

と答えてくださいました。


ご実家のある大阪のネオン街を懐かしく感じることもありながら、
帰るたびに変わっていく大阪の街に驚いていらっしゃるそう。
一方の与謝野町はいい意味で変わらないと。

「これからもすきなものを作ってすきなことをやりたい。
 将来社会にでる学生も、失敗してもいいから動こう!なんでもやってみることが大事」

と話してくださった番さん。
ご自身が人生をとても楽しんでらっしゃるのだなぁと感じたインタビューでした!


この番さんのインタビューをもって、この春キャンプリレーインタビュー企画は終了です。
リレーインタビューは冊子体にまとめ、このように感謝祭で展示しました。↓


春キャンプリレーインタビュー企画にご協力いただいた
青木さん、伊藤さん、上田さん、杉上さん、杉原さん、筑郷さん、中谷さん、番さん、松尾さん
お忙しい中快くお受けくださってありがとうございました!

初めてお話する方はもちろん、今までも関わっていた方の知らない一面を知ることができたこと、
与謝野町が新規就農に積極的なことや昔の様子などたくさんのことを知ることができ、
とても有意義で楽しいリレーインタビュー企画となりました!

こういった企画という形でなくても、またこれからもたくさんの方とお話させていただきたいと思います!
ありがとうございました~~!



文章・写真:川上典子




2015年3月3日火曜日

伊藤公博さんにインタビュー

昨日、春キャンプリレーインタビュー企画として、伊藤公博さんにインタビューさせていただきました。  

今回のインタビュアーはこのブログを書いている雲龍院と育守ディレクターのノリコさんです。
今回もインタビューの一部をお伝えできればと思います!

今回は、与謝野町に移住してこられた方として伊藤さんにお話しを伺わせていただきました。
伊藤さんはもともとサラリーマンでしたが、農業をするために20年前、与謝野町に移住してこられました。
なんと旧加悦町でははじめての移住者だそう!



そんな伊藤さんに与謝野町でリフレッシュできる場所はと伺ったところ
「与謝野町では常にリフレッシュしている」とのこと!
それを聞いた瞬間、伊藤さんの与謝野町への愛をすごく感じました。


与謝野町は人間関係が親密で、人と接する機会が増えたということや、人に関心がある方が多いということ。伊藤さんが移住してきて3日目にはすでに知れ渡っていたそう!)
はじめて移住してこられた伊藤さんだからこその与謝野町のお話しを伺うことができました。 
また、伊藤さんにはお子さんが2人いらっしゃるということで、与謝野町での子育てについても教えていただきました。
伊藤さんは、「与謝野町では子ども同士の関係がとても親密で、市内の子に比べて与謝野町の子はおっとりとした子どもに育つ」とおっしゃっていました。


喫茶あっぷるふぁ~むで、終始なごやかな雰囲気でのインタビューでした。
お忙しい中お時間いただき本当にありがとうございました!


文章:酒見こころ
写真:川上典子

滝区 中谷さんにインタビュー!


去る2月27日(金)、リレーインタビュー企画第2弾(Iターン)をBarあっぷるで行いました。

前回の滝・金屋区中山間振興会事務局、杉原さんからご紹介いただいたのは
あっぷるふぁーむの中谷さん!


(杉原さんへのインタビューの様子はこちら!http://kyotoxcamp.blogspot.jp/2015/02/blog-post_21.html


地域の方からとっても愛されている中谷さん。
与謝野町に移住することとなったキッカケや、
どのように今のような関係を築いていくことができたのかを伺いました。


「(移住してきて、)最初は”みんなが見ているな”と感じていた。
 地域の行事などしっかりやるよう心掛けている。」

インタビュアーの浦野・典子と同じ大阪出身ということで
今までお住いだった大阪との違いが気になったところなのですが、
(与謝野町と地元は)違って当たり前なのですべて受け入れていた、とのこと。


与謝野町ですきなところは大江山の景色と、スポーツがさかんなところだそう!
中谷さんご自身もバスケットボールをやられています。
与謝野町は子どもたちだけではなく大人の方でもスポーツをしてる方が多いんですね~。



与謝野町に住んでよかったな、と思うことは?という質問には、

「人との出会いかな。人間の繋がりは財産やと思う。」 と中谷さん。

また、その人との繋がりの中でも本気で付き合うこと、正直に向き合うことが大切だとおっしゃっていました。
こう思える中谷さんだからこそ、地域の方に愛され、信頼関係を築きあげることができているのだなあと思いました。




いつもは地域の皆さんにいじられ、明るくムードメーカー的な存在の中谷さんですが
インタビューでは熱く真剣に語っていただきました!



Barあっぷるでもたくさんの方とお話をして開店から閉店までいてくださった中谷さん。
お話ありがとうございました^^


















このリレーインタビュー企画は3/7・8に開催される
「京都Xキャンプ感謝祭」@喫茶あっぷるふぁ~む でもまとめて展示しますので、
ぜひ見に来てください!どなたでも大歓迎です^o^♩
(感謝祭についてはこちら!http://kyotoxcamp.blogspot.jp/2015/02/blog-post_25.html


次のリレーインタビューは個人農家・伊藤公博さんです!



文章・写真:川上典子