2014年8月28日木曜日

ちりめん街道で、お気に入りを探そう。 「うらちりあるき」に参加しました


こんにちは!
ブログを書くのはお久しぶりのせきゆこと中村です。

先日、ちりめん街道にて行われた「プレ うらちりあるき」に参加してきました*



▽「うらちりあるき」って?


ちりめん街道を気ままにそぞろ歩いて、
道中で見つけたお気に入りの「もの・人・場所」を
おのおの持参したカメラに収め、
シェアしあおう、というイベントです。

この日参加していたのはちりめん街道女子会の方や
海の京都実践者会議のメンバーに道の駅のスタッフさん、
そして京都Xキャンプの学生などなど。

ちりめん街道をすでによく知っておられる方から、私たちのように勉強中の身まで
さまざまな人が参加していました。

▽「お気に入り」を、探そう。

私の撮った写真の一部をご紹介します!

あんぱんと牛乳を頂いた吉岡牛乳さんの店先で見つけた、
レトロかわいいアイロン。


てづくりのちりめん雑貨も扱っている小林さん。

カラフルなうさぎをぱしゃり。
古くなった生地を有効活用しているのだとか。

天満神社へとつづく階段。

石段を登った先から見える景色に感動。
この写真ではあまりお伝えできないのが残念です、、

ちりめん街道の新名所(?)、
めだかの学校で見つけたあひる夫妻。


まんまるずんぐりな灯籠。


▽やすらの里で、お昼ごはん。

やすらの里でお昼をいただきました。
豆腐コロッケやチャンプルー、酢の物と
とってもヘルシーでおいしい日替わり定食でした。

▽午後は写真を持ち寄って、マップにシェア。

プリントした写真に、ひとつずつコメントを添えて、
マップに貼っていきました。

写真入りのマップは、
与謝野町観光協会さんに置かれる予定とのこと!

個性的な写真も多く、
それぞれを眺めるのはなかなか楽しい時間となりました。


今回は「プレ」イベントということで、
今後も継続的に開くそうです。

ディープなちりめん街道の魅力を、あなたも探しに行きませんか?


本文と写真: 中村 琢 [せきゆ]

2014年8月26日火曜日

ちりめんワークショップ




こんにちは!職守プロジェクト、モスこと石原早智です。
8月22日(金)と24日(日)に丹後ちりめんを使っておまもりをつくろう!
というワークショップを開催しました。会場はちりめん街道にあるコウジュササキさん。

ちりめん街道の方々や金谷さん、足立さん、たくさんの方からはぎれや染色サンプルなどの丹後ちりめんを集めていただきました!今風のカラフルなものやたのしい柄のものなど様々。
表と裏で好きな生地を2枚選んでもらい、三方をぐるっと縫います。
22日はコウジュササキさんの室内を使わせていただきました。
姉妹での参加。中2のお姉ちゃんは裁縫が好きでとても丁寧につくっていました。
バレーボールの必勝祈願のおまもり。
お姉ちゃんに縫い方を教えてもらいながらはじめてのお裁縫!
無事に完成!




 ワークショップ後には佐々木さんに西光寺さんでふるまわれていた「青いガラスの釧」をイメージしたゼリーシャーベットをいただきました!
「青いガラスの釧」とは弥生時代に海外からもたされ、与謝野町で出土された希少なガラス。これをイメージしたのがこのゼリー!
透明感も色も見事に再現されています。味はカルピスのような、、サイダーのような。。さっぱりとしたお味でおいしかったです。
24日はコウジュササキさんの軒下で。あいにくの雨でしたが、たくさんの子どもたちが来てくれました。
Xキャンプ美山視察の方々もワークショップに参加。
「物忘れ防止」「安産祈願」を。
             みゆちゃんは祈願シートにかきかき。。

おばあちゃんにお手紙を書いていました。長寿祈願!
これはおまもりの中に入れます。
ちひろちゃんもおばあちゃんにあてて。

お守りをつくった後は佐々木さんがかき氷を用意してくださいました!
じめっとした天気にさっぱり!
みんな初めてと思えないほどの器用さ!

なかよし祈願!


かわいいおまもりが完成したね!

2日間を通してたくさんのおまもりができあがりました。丹後ちりめんをかわいく気軽に持ち歩いてもらえるよう、今回はおまもりという形にしました。「着物を着ないとちりめんを持ち歩くことは少ない」「馴染みがない」と思われがちですが、このようなかたちにしたことで少しでも多くの方に丹後ちりめんを身近に感じていただければと思います。


文/     石原 早智(モス)
写真/    石原 早智(モス) 片岡 千晶(めかぶ)
西村愛実(アミー)





2014年8月24日日曜日

滝区地蔵盆 草木染めハンカチ


8月23日(土)、滝公民館にて滝区地蔵盆で
小学生・中学生と一緒にハンカチの草木染めをしました!

その前に、地蔵盆に参加する以外の学生も含め、
みんなでおいしいカレーをいただきました。
ごちそうさまでした!




草木染めには綿100%のハンカチを使いました。
染まりやすいように、
・アルカリ水にハンカチを浸す
・中性洗剤で洗う
・豆乳を使ってタンパク質をつける
という下準備を行い、いざ草木染め!


まずは下準備が済んだ真っ白なハンカチをこどもたちに配り、
輪ゴムと割りばしで自分だけのオリジナル柄をつけます。





輪ゴムをハンカチのどこにどのようにつけようか、
イメ-ジしながらくくっていきます。

輪ゴムでくくれたら、一旦水につけます。


次は実際に染料液につけていきます!
本日の染料液は、「ヨモギ」と「野花(ハルジオン、シロツメクサ)」の二種類です。
前日に摘み、午前中に煮込んで作りました。






ヨモギと野花を抽出した染料液の色やにおいにみんな興味津々でした。

















自分のハンカチはどれかな?
ハンカチに書いた名前と輪ゴムをくくったあとのさまざまな形で自分のハンカチを探し出し、自分たちで染料液から出し入れしていきます。

 染料液に10分浸したあとは、きれいな色にするためにミョウバンを溶かした媒染液に入れ、また10分。

















最後に染料液にまた戻し、10分ぐつぐつ。ここが最後の仕上げ。
高温でぐっと染料をハンカチに入れます!

ヨモギは薄黄緑色に、野花は深い黄色に染まりました。


















水洗いしたあとは、ドキドキの輪ゴム外しです。
ちゃんと柄はついているかな?どんな柄になっているかな!


  




















見事!色もきれいに入り、柄もしっかり入っておりました!
(ヨモギは少し色付きが薄かったですが…。)



みんなでせーの、完成~!!
















色とりどり、オリジナリティあふれるたくさんの柄のハンカチができあがりました!

おうちで洗濯の際は色落ちしないように気を付けて使ってくださいね。




夕方からのお祭りの準備をしていた奥様たちも、
「草木染め?やってみたい!」とおっしゃってくださり、一緒に作りました。
奥様たちのハンカチも個性豊かな作品になりました!




自然の色の風合いとみんなの個性やアイディアが重なり
とっても素敵な草木染めとなりました~!!





2014年8月20日水曜日

第6回検討会を行いました


8月19日(火)に、今年度第6回目となる京都Xキャンプの検討会を滝公民館にて行いました。


滝・金屋中山間振興会のメンバーを中心に、地元建築関係者の集まる団体である椿築輪(つばきのわ)や、あっぷるふぁーむに研修に来ておられた若手の方、普段は参加されない滝区・金屋区の方々など京都Xキャンプの活動に縁のある方々など、総勢37名での大きな会議となりました。会議では次の4つの質問を地域の方々に投げかけ、それについて話し合いました。

(1)みなさんのこと、教えてください!
(2)与謝野町の良いところ、面白い人は?
(3)京都Xキャンプについてどう思いますか?
(4)今後の与謝野町がどうあって欲しいですか?

活動を開始して3年目の今、Xキャンプは色々な課題を抱えています。(いつも順風とはいかないものですね…)その中には地域への浸透が遅いのではないかという課題があります。地域の方ともっと近づきたい!皆さんはXキャンプの活動を見てどんなことを思っておられるのだろう?…検討会前に学生同士で話し合い、今回の検討会の議題を決定。初対面でも気軽に本音を話せるようにと、ちょっとした飲物やお菓子も準備しました。


今回初めて検討会にお越しくださった方、そして今年Xキャンプ初参加の学生メンバーも多いためまずは自己紹介から。与謝野町の魅力については、「夜景が綺麗に見える場所がある!」と、意外にも与謝野町の穴場デートスポットの話で盛り上がるテーブルも!


地域の皆さんからいただいた意見はふせんに書いて、大きな紙に貼付けていきます。今回の検討会の本題である「京都Xキャンプについてどう思いますか?」という質問に対しては、

・与謝野町に新しい風を吹かせてくれる
・「こどもキャンプ」など、Xキャンプは地域の子どもと触れ合うイベントが多いので羨ましい(滝・金屋地区外の方より)
・町に大学生がいるということが新鮮で、元気になる
・学生だけではなく、地域と一緒に成長していけている

といった声や、

・企画段階から町の意見も取り入れた方が良いのでは
・全体の主旨がわかりにくいため、Xキャンプを知らない地域の方に説明しづらい
・もっと気軽に地域の方と学生が交流できる場を
・主な活動期間は夏期だが、それ以外でも長く交流できたら

など、地域の方が感じている今のXキャンプへの課題も挙がりました。


どのテーブルもたくさんの意見が交わされ、話し合いは約3時間に及びました。最後は、各テーブルごとに地域の方からいただいたご意見を発表。

地域の方に「Xキャンプのココが良い!」とおっしゃっていただいたところは自信を持ってこれからも伸ばしていき、そして改善の余地があるところに関しては、改めて学生・地域でしっかりと考えを共有し、話し合う場をつくります。


話し合いが終わったあとも歓談は続き、気づけば日付が変わるころに……。年齢や職業問わず、こんなに沢山の地域の方々にお集りいただきXキャンプについて熱く話し合える機会はなかなかありません。いただいた貴重なご意見はしっかりと受け止め、また明日からの活動に繋げていきます!

お忙しい中お越し下さった皆さま、ありがとうございました!


2014年8月18日月曜日

本を深く理解しよう! 育守プロジェクトによる読書感想文教室

夏と言えば、花火にスイカ、海にプール…
楽しい夏休みはあっという間に過ぎて行ってしまいますが、
忘れてはいけないのが、そう、【宿題】です。

休みの間に出された宿題はてんこもり。
中でも、読書感想文に苦労したという方も多いのではないでしょうか。

ただ読んだ本のあらすじを並べた感想文ではなく、
本を読んだときに思った「なぜ? どうして?」をもう一歩踏み込んで考えられたら
もっと読書が楽しくなるはず!

そんな思いから、育守プロジェクトは8月13日に加悦公民館にて
小学生を対象にした「読書感想文教室」を開催しました。


集まってくれた小学生にそれぞれ読み終えた課題図書を持ち寄ってもらい、
読書感想文を書くその前に、本を読んだ感想を整理していきます。


(1)ビンゴゲームで本の内容を振り返る


まずは、ビンゴゲーム形式で楽しみながら本の内容を振り返り。
机の上に並べられた9枚のカードをめくり、カードに書かれた「感動した場面は?」
「共感できる登場人物は?」など本にまつわる質問の回答を考えていきます。

(2)自分の感じたことを掘り下げる



9枚のカードの中からビンゴになった1列=3枚を選び、その質問に対する自分の回答に、「どうしてそう思ったのか?」と深く掘り下げていきます。

(3)感想文の構成を考える


読書感想文を上手く書くコツは、大きく3つに分けて書くこと。
本を読むきっかけや、本を読む前の気持ちなどを書く「はじめ」、
本を読んでいちばん強く感じたことや、大切だと思ったことを書く感想文の中で最も重要な部分「中」、そして最後は本全体のまとめ「おわり」。

まずは、(2)でまとまった自分の考えからいちばん大切だと思うものを選び、「中」に書く内容を決めます。次に「はじめ」、最後に「おわり」をどうまとめるか構成します。

(4)どんな感想文を書くか発表


構成ができたら、みんなの前でどんな流れの感想文を書くのか発表!
自分の感じていることを声に出して発表することでさらに考えがまとまり、また相手に伝えるという練習です。

(5)本番!


では、実際に読書感想文を書いていきます。自分の考えがまとまり、構成まで考えておくとスラスラと鉛筆を進めることができました。

時間の都合で読書感想文を最後まで書くことができなかった子どもも、「良い感想が書けそう!」と自信たっぷりに帰っていきました。


■午前の部

■午後の部



「今年で小学校を卒業するから、来年は中学生にも教室を開いて欲しい」といった嬉しい声も! これをきっかけに、もっと読書を楽しんでもらえますように。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。


文・写真/川上ひろこ